美濃幸

茶道のこころに触れられる「茶箱弁当」。京都ランチにいかがでしょうか。

『茶箱弁当』(4000円~)の中から出てくるのは、野点の茶道具一式です。抹茶碗のほか茶布筒、抹茶を入れる棗(なつめ)、干菓子入れの振出(ふりだし)、お盆がわりの­掛合(かけごう)。どれも懐石料理の器として生かされ、箸の代わりに茶杓でいただきます。また床の間の掛軸や露地庭園の眺め、食後に点てられるお薄もすべて「亭主の気配り­」。主客一体の空間で、茶の精神に満たされるでしょう。夜の『風流懐石』(1万5697円~)では、本格的な茶懐石が味わえます。



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